合宿免許の延長とその割合・日数・料金について

合宿免許の延長とは、入校時に想定された教習期間を超えてしまうことです。多くの教習所では、最短教習期間を設けていますが、なかには何らかの理由や事情によって、この期間を超えてしまって教習を受け続けるひとも出てきます。

合宿免許を最短期間で卒業できなかった場合は、教習期間の延長となります。どんな理由で最短期間で受けきれなくなるのかについては、合宿免許の最短期間でも取り上げています。

ここでは、実際に合宿免許で延長してしまうひとの割合(どれくらいのひとが延長となるのか)や、その場合の日数、延長に伴う料金について詳しく取り上げていきます。

合宿免許で延長する方の割合

まず、合宿免許で延長する方の割合です。結論からいえば、合宿免許なら普通車ATで9割、普通車MTで8~9割の方が最短期間で卒業しています。つまり、延長してしまう方はATで1割、MTで1~2割程度です(合宿免許は受かりやすいか?)。

ただし、延長したからといって、合宿免許が卒業できなくなるわけではありません。実際に、合宿免許に申込んだ方すべてのなかで、卒業できた方の割合は98%を超えています。よほどの問題が無い限りは、ほぼ100%の方が卒業できています。

合宿免許は、大半の方が延長をせずに卒業できています。また、延長した方を含めても、卒業できる方の割合は限りなく100%に近く、安心して受けられる運転教習といえます。

合宿免許を延長した方のうち、最も多い割合を占めるのは、試験や検定、効果測定で落ちた方です。これらに落ちれば、もう一度受け直すことになり、場合によっては教習の補習(補講)が必要になるため、そのぶんだけ、教習期間が延長となります。

その一方、合宿免許では、体調不良や家庭の事情など、やむを得ない事情で一時帰宅をする方もおられます。また、遅刻や勘違いなどで教習の消化が進まなかった方も稀に存在します。こうした場合も、教習期間の延長と取り扱われる場合があります。

一時帰宅については、やむを得ない事情に関しては、日数の上限を設けるなど条件付きで、追加料金が発生しない保証内容の範囲内として認める教習所もあれば、教習期間の消化とみなして最短期間で受けられない可能性が出てきたり、追加料金が発生する教習所もあります。

合宿免許の延長に関して、一時帰宅をどう扱うかは、教習所ごとに異なります。入校後になんらかの理由で一時帰宅の可能性がある方なら、この点はしっかり確認しておきましょう(合宿免許は一時帰宅が可能なプランがあるのか?)。

合宿免許で延長した場合の日数

合宿免許で延長する方の多くは、2~3日程度の延長で済んでいます。普通に教習を受け続け、学科もそれなりに勉強していれば、そうそう何度も落ちるということはありません。

合宿免許で卒業できなかった方というのは、教習に全く出席しないとか、教習で教わったことを全然守ろうとしないとか、迷惑行為や素行不良など、非常にレアなケースです。こうした生徒に対して教習所は、強制退去(退校)という厳しい態度で臨みます。

延長になるかどうかは別にして、98%という卒業率の高さは、こうした非常識な2%の方を除けば、申し込んだ方のほぼ全員が合宿免許で卒業できていることを示しています。

効果測定や仮免試験など学科は、教習でよく指摘されたところを見直し、問題集を普通に解いていれば、たとえ1回目に落ちても、一般的にみなさんが何の問題もなく合格できる試験です。

仮免試験は、3回落ちると当該教習所での再受験は断られます。この場合、都道府県の運転免許センター(運転免許試験場)で受験して合格したうえで、再び合宿免許に戻ってもらうという場合が全国どこの教習所でも一般的です(合宿免許の選び方)。

ネット上では、効果測定に5回落ちたとか10回落ちたとかいう書き込みも見られますが、これは通学制の教習所での話です。合宿免許でここまでひどい方は、そうそうおられないと思います(合宿免許で受からない原因と対策)。

意外と油断していて落ちるのは、技能の検定かと思われます。修了検定にしろ、卒業検定にしろ、1回だけでなく2回以上落ちる方も珍しくありません。

合宿免許で延長する日数を考えると、卒業予定の日から2~3日は予定を空けておくことをおすすめします。もし運転に自信が無い方なら、1週間程度空けておいても良いでしょう。

合宿免許で延長した場合の料金は?

合宿免許で延長すると、追加料金がかかることがあります。ただし、一定の範囲内なら、延長しても追加料金がかからないという保証付きの教習所もあります。保証内容の条件は教習所によって異なるため、よくよく事前に確認しておきましょう(合宿免許の選び方)。

合宿免許の延長時の料金

合宿免許では、延長しても追加料金がかからないという保証プランのついた教習所があります。保証付きの合宿免許を選ぶのは当然ですが、その保証の範囲も教習所によって異なります。保証内容の範囲を超える延長は追加料金がかかるため、ここはしっかり確認しましょう。

このうち、合宿免許の延長に関しては、おおむね3~5日間の延長なら宿泊費や食事の追加料金がかからないというところが多いようです。これを超えると、宿泊先や食事内容にもよるものの、1日あたり4~9千円の料金が発生するプランが多く見られます。

もちろんこれは、教習所にもよります。また、延長時には同じ宿泊先に継続して滞在するか、他の施設に移ってもらうなどの対応を取る合宿免許プランもある点に注意しましょう。

その一方、技能教習を追加で受ける場合の補習(補講)代金や、仮免・検定代金は、合宿免許の選び方で取り上げたように、31歳以上・30歳以下、あるいは、51歳以上・50歳以下というふうに、年齢によって保証範囲を分けている合宿免許が一般的です。

技能教習、各検定、仮免など、保証内容を超えた場合の追加料金は、それぞれが1回につき4~8千円というところが多く見られます。これも実際には教習所によって違いが見られます。

合宿免許は往復交通費を支給してくれるところが一般的です。単に近場で安いという目先の料金にとらわれず、特に運転に自信が無い方は、全国の合宿免許を検索できる仲介サイトを活用しつつ、保証内容と延長時の取り扱いや料金をしっかり確認して、納得できるプランを選んでいきましょう。

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