合宿免許の選び方

合宿免許を選ぶメリットのひとつに、地方で伸び伸びと教習が受けられるという点が挙げられます。都市部では交通量が多く、徒歩やバイク・自転車など車の運転の妨げになるものにたくさん遭遇します。卒業検定の日に限って工事中という箇所に遭遇することもあります。

その一方、地方で合宿免許を受ければ、日中に大きな混雑と遭遇することが少なく、速度標識が無い区間(=一般道なら法定速度60km)も少なくありません。免許を取るまでの教習のやりやすさは、都市部の教習所よりも地方の合宿免許のほうが良いかと思います。

後述どおり、往復交通費を出してくれる合宿免許が多いため、近いところにこだわる必要はありません。多少遠くても、少しでも安く、安心して受けられそうな教習所を選ぶとよいでしょう。

往復交通費で選ぶ

合宿免許では、入校時と卒業後の帰宅時の往復交通費を支給してくれる教習所がたくさんあります。ただし、支給条件や支給方法は教習所によって異なるため、なるべく自己負担が無いような合宿免許プランを選ぶようにしましょう。

一般に、合宿免許の交通費には、支給される金額に上限が設けられており、それを超えた金額は自分で負担することになります。また、教習所が交通機関や経路を指定しており、その範囲なら全額負担してもらえるという場合が多く見られます。

交通費の支給形式に関しても、よく見られるパターンは、入校時の往路は先に自分で支払うことになり、教習所の卒業時に往復交通費が支給されるというものです。また、現金支給ではなく、乗車券やチケットを支給する教習所も少なくありません。

合宿免許を選ぶ場合は、往復交通費の支給条件や支給方法もチェックしましょう。自宅に最も近い基点(駅や空港など)からの費用を全額負担してもらえる教習所を探すと、自己負担ゼロ、または、極力抑えることができるはずです。

合宿免許には料金の増減がある

合宿免許で表示されている料金は標準料金です。これは、申し込む方によって増減される場合があります。例えば、自動二輪免許を持っている方が普通車の合宿免許を申し込む場合に割引を行う教習所があり、割引額も教習所によって違います(だいたい1~2万円です)。

その一方、対象年齢限定で激安料金プランを設けた合宿免許もあります。これも教習所によって異なりますが、だいたい30歳以下限定で通常より2~3万円安いプランが展開されています。

合宿免許のなかには、年齢による割増料金を設定したプランが少なくありません。これもだいたい31歳以上で2~3万円高くなる教習所が多く見られます。こうしたプランは、若い方には狙い目といえますし、年配の方は選ばないほうが良いプランといえます。

保証つきの合宿免許を選ぼう

合宿免許の料金は、教習費用、検定や試験の費用、宿泊費、食事代が全て込み込みが一般的です。ここで、保証つきのプランを選ぶと、教習期間が延長になっても、これらの追加料金が一切かからずに済むという教習所があります。当然ながら、保証つきの合宿免許を選ぶようにしましょう。

教習期間が延長になるのは、検定や試験に落ちて再受験が必要になったり、予定外の教習を受けることになったり、一時帰宅をするなど、入校時に想定された教習期間で卒業できなくなった場合が考えられます。

なお、仮免試験は、3回落ちると当該教習所での再受験は断られます。この場合、都道府県の運転免許センター(運転免許試験場)で受験して合格したうえで、再び合宿免許に戻ってもらうという場合が全国どこの教習所でも一般的です。

合宿免許でどの項目をどこまで保証してもらえるかは、教習所によって異なります。また、年齢によって保証内容が変わる教習所が多く見られます。ここで、30歳以下と31歳以上で保証内容が変わる教習所の一例を取り上げておきます。

30歳以下
技能教習:卒業まで保証
仮免許試験(学科):3回まで保証
修了検定・卒業検定:卒業まで保証
宿泊費・食事代:最短教習期間より5日間オーバーまで保証
31歳以上
技能教習:最短教習時間プラス8時間まで保証
仮免許試験(学科):1回まで保証
修了検定・卒業検定:3回まで保証
宿泊費・食事代:最短教習期間より5日間オーバーまで保証

保証内容を超えて教習を受けたり、試験や検定を受けたり、延泊するようであれば、別途追加費用が発生します。これも教習所によって異なります。合宿免許では8~9割の方が最短期間で卒業していますが(合宿免許の最短期間)、車の運転に自信が無い方は、こうした保証内容を確認することも、合宿免許選びのポイントといえます。

宿泊施設で選ぶ

合宿免許の宿泊施設は、教習所が直営する専用施設か、教習所が提携したホテル、ウィークリーマンション、旅館・ペンションなどに分けることができます。教習所の直営施設は、教習所と同じ敷地内ということが多く、料金が安めですが、門限や宿舎内禁酒といった制約が見られます。

ホテルや旅館・ペンション、ウィークリーマンションなどを宿舎にする場合、教習所から離れていれば、送迎バスが提供される場合があります。一部のケースを除けば門限が無く、プライベートな時間に大きな制約が無いメリットが挙げられます。

ただ、ホテルなどを利用する場合でも、なるべく教習所に近い宿泊先が使える合宿免許を選ぶと良いでしょう。ちょっとした空き時間に部屋に戻りたいとか、忘れ物をした場合にすぐ取りに行くなど、教習所に近いほど便利ではあると思います。

合宿免許では、レギュラー(相部屋)やシングル(1人部屋)のほか、トリプル(3人部屋)やグループ部屋など、宿泊人数によってさまざまな部屋が用意されています。

ただ、1人で参加するとか、合宿免許は不安だとか、人見知りをするような方であれば、初めから1人部屋を選ぶことをおすすめします(合宿免許は1人でも大丈夫?)。

あとは、合宿免許の宿泊先にスマホやノートパソコンなどを持参する場合、Wi-Fiや有線LANなどネット環境を備えたプランを選ぶと良いでしょう。個人差があるものの、意外と合宿免許は空き時間を長く感じる方もおられます(合宿免許に空き時間はあるのか?)。

合宿免許の選び方:その他のポイント

合宿免許を少しでも安くしたいと思うなら、やはりオフシーズンを選ぶべきです。合宿免許の料金には季節変動があります。黙っていても生徒が殺到する春休み、夏休みは高めに設定され、それ以外の時期は、少しでも多く生徒を増やしたいため、値段が下がる傾向があります。

教習所にもよりますが、合宿免許の料金は、ピーク時とオフシーズンでは3~6万円の差がついているといえます。料金にこだわるなら、1~3月や7~9月は避け、それ以外の比較的入校者が少ない時期を選ぶと良いでしょう。

あと、意外にチェックしておきたいのは、宿泊先の周辺環境です。近隣に飲食店、コンビニ、ATM、できればドラッグストアまであるような合宿免許プランを選ぶと良いでしょう。

合宿免許の食事が自分に合うとは限りませんし、たとえおいしい食事でも、2週間近くも同じような食事では飽きてしまう可能性があるため、少なくともコンビニはチェックしておきたいものです。

さらに、合宿免許の場合は、それぞれの教習所の公式サイトから直接申し込むよりも、全国の教習所と提携した検索サイトを利用したほうが安い傾向があります。合宿免許を専門にした検索サイトは、入校希望者と教習所を結びつける仲介サイトでもあります。

合宿免許の仲介サイトは、Web割を適用する場合が多く、教習所ごとに直接申し込むよりも、そのサイト独自のキャンペーンやキャッシュバックを展開しています。当サイトでも、さまざまな合宿免許の専門サイトのなかから、特におすすめできる仲介サイトをリンクしています。

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