合宿免許は一時帰宅が可能なプランがあるのか?

合宿免許の一時帰宅に関しては、原則としては禁止ですが、やむを得ない事情が生じた場合など、柔軟に対応してくれる教習所がほとんどです。ただし、一時帰宅が発生した場合の料金の取り扱いは教習所によって大きく分かれます。

教習所によっては、条件付きで容認する一時帰宅可能な合宿免許プランや、入校と卒業後の往復交通費に加えて、1回分の一時帰宅を想定した往復交通費も支給するという教習所もあります。

その一方、一時帰宅を想定した入校はお断りする合宿免許・教習所が多いといえます。一時帰宅が生じた場合、教習期間の料金保証の対象外で、交通費は自己負担だったり、教習期間の延長に伴う追加料金や一時帰宅による手数料が発生する教習所もあります。

また、学生さんを想定して、春休みに入校した方が、合宿免許の教習中に卒業式出席のため一時帰宅することを容認し、追加料金は発生せず、宿泊保証内容にも影響しないとする教習所もあります(宿泊施設は変更される場合があります)。

一般に、合宿免許で想定される一時帰宅は1~2日間です。それ以上の場合の対応は、教習所によって異なります。一時帰宅に伴う往復交通費は、特に明記しない限り支給しない教習所がほとんどです。

また、往復交通費を支給してくれる教習所の場合も、支給には一時帰宅の理由や利用交通機関・経路など条件がついているところがほとんどです。やむを得ない事情などを想定して、事前によくチェックしておくと良いでしょう。

一時帰宅した場合、再入校の日や教習時間は教習所の案内に従うことになります。また、一時帰宅によって教習期間が延びた場合、合宿免許プランの教習期間を超えてしまう場合など、当初の込み込み料金の保証範囲を超えるため、追加料金や手数料が発生する場合があります。

一時帰宅が可能だと認める場合

基本的には合宿免許で一時帰宅は認められませんが、どうしてもやむを得ない場合は認めるケースが出てきます。それでは、一時帰宅が可能だと認める教習所では、どんな場合に認めるのでしょうか?

年末年始の一時帰宅

合宿免許で一時帰宅が可能なケースは、年末年始です。多くの合宿免許の場合、年末は12月29日か30日、年始は1月3日か4日に始める教習所が多く、その間は休みとなります。年末年始を挟んだ合宿免許プランの場合、一時帰宅を認める教習所が一般的です。

年末年始の一時帰宅は、「生徒側の事情」ではありません。このため、一時帰宅による往復交通費を負担してくれる教習所が多く見られます。また、教習費用も変わらず、追加の費用や手数料を求めるところはほとんどありません。

なお、年末年始の間は帰宅せず、合宿免許プランで提供した宿泊施設に滞在し続けてもOKという教習所もあります。この場合は往復交通費は支給されず、食事付きプランの場合も年末年始は自分で用意してもらうという教習所が一般的です。

自己都合による一時帰宅

合宿免許で一時帰宅が可能な場合、やむを得ず特別な事情がある場合は認められることがあります。具体的には、病気・ケガによる通院や入院、学校行事、家族・親戚の法事、友人の結婚式などの場合です。

どこまでの範囲が認められるかは教習所によって異なりますし、そもそも一時帰宅を前提とした入校は認めない教習所もあります。入校を申し込む時点でわかっている事情がある場合は、一時帰宅が可能かどうか、必ず事前に相談することをおすすめします。

これらの理由による一時帰宅は、「自己都合による事情」ですから、交通費が支給されない教習所が一般的です。また、一時帰宅に伴う教習期間の延長によって、当初の教習保証内容の範囲を超えた場合は、追加料金や手数料が発生することがあります。

その一方、一時帰宅の場合も、往復交通費を支給したり、追加の費用が一切発生しないという合宿免許プランもあります。予定する教習期間の間になんらかの用事が入る可能性のある方は、こうした教習所を調べて、事前にしっかり確認することをおすすめします。

仮免で3回不合格

合宿免許では、仮免許の試験で3回不合格になった方は、いったん一時帰宅して、自分の住民票がある住所の運転免許センター(運転免許試験場)で仮免試験を受け、これに合格してから再入校してもらうことになっています。

これは、全国どこの合宿免許の教習所でも同じ対応がとられます。運転免許センターとは、都道府県の公安委員会の管轄で、実際には都道府県の警察本部(東京都は警視庁)が運営しており、一般的には運転免許の取得試験を行う場所として知られています。

よく、「運転免許は教習所を卒業するだけで取れる」と誤解されている方が見られます。運転免許の取得試験を行うのは、都道府県の運転免許センター(運転免許試験場)です。

運転免許の取得試験は学科試験と技能試験がありますが、技能試験は非常に厳しい内容で、合格率がとても低いといえます。その一方、都道府県の指定を受けた教習所(いわゆる公認校)を卒業していれば、その卒業証明書によって、運転免許取得試験の技能試験は免除されます。

このため、公認校である教習所を卒業したあと、この卒業証明書を持って運転免許センターで学科試験に合格すれば、運転免許がもらえるというわけです。一般的にはこのルートのほうが運転免許が取りやすく、幅広く見られる取得方法といえます。

その一方、合宿免許の場合、第1段階をクリアするのに必要な仮免の試験を3回失敗した方は、いったん一時帰宅してもらって、自分の住所がある都道府県の運転免許センターで仮免試験を受けてもらうことになっています。

この場合は、仮免試験に合格したら、再び再入校するということになります。卒業後に取得試験を受けるのも、他の方と同じです。なお、この場合の一時帰宅の場合、交通費の支給や追加費用の発生に関して、教習所に確認しておくと良いでしょう。

一時帰宅プランの確認を

合宿免許のなかには、はじめから一時帰宅プラン、あるいは、分割教習プランなどの名称で、一時帰宅があることを前提に、これを認めている教習所があります。

こうした一時帰宅を認める教習所は、全国的に広がっており、合宿免許を検索して絞りこめるサイトを活用して、以下の点の違いを参考にして選ぶこともできます。

  • 一時帰宅が認められる理由の範囲
  • 帰宅可能日数
  • 往復交通費の支給
  • 一時帰宅時の送迎の有無
  • 教習期間の延長日数
  • 宿泊保証内容に影響するかどうか(追加費用の発生の有無)
  • 一時帰宅期間の荷物の預かりサービスの有無
  • 再入校後の宿泊施設の変更の有無
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