合宿免許で受からない原因と対策

合宿免許で受からない方には、なんらかの理由がありますし、それを解決するための方法もあります。合宿免許においても、通学制の自動車学校と同じように、効果測定と仮免試験・修了検定が大きな山場といえます。もちろん、卒業検定も重要です(合宿免許は受かりやすいか?)。

合宿免許で失敗する人の多くは、合宿教習を甘く見ていた方だといえます。特に合宿免許は、入校した初日から学科も技能も受けることが多く見られます。どうせ初日は簡単な説明で終わるだろうと思って、前夜になって慌てて出発の準備に追われるようではいけません。

そもそも運転免許の教習は、教習所内で教習を受ける第1段階と、公道での路上教習が始まる第2段階に分かれています。第1段階では仮免試験・修了検定に合格しないと第2段階に進めず、第2段階では卒業検定に受からないと教習所を卒業できません。

合宿免許の効果測定に受からない?

合宿免許においては、効果測定は避けて通れない難関です。効果測定とは、第1段階の終了後と第2段階の終了後の2回実施されます。つまり、第1段階の仮免試験・修了検定と、第2段階の卒業検定の前段階で受ける模擬テストです。

効果測定に受からなければ、第1段階をクリアするために必要な修了検定や仮免試験、第2段階を終えたあとに教習所を卒業するのに必要な卒業検定が受けられません。

ネット上では、効果測定がさっぱり受からないとか、5回落ちたとか、10回落ちたとかいう書き込みも目にします。ただし、そんなに何度も落ちるのは通学制の教習所の場合が多く、合宿免許でそこまで何度も受からないという方はほとんどおられません。

ただし、合宿免許で効果測定に受からないとなると、教習期間が延長してしまいます。あらかじめ、全国の合宿免許を検索できるサイトを使って、教習期間が延長しても追加料金が一切かからない合宿免許プランを選んでおくのが賢明といえます。

効果測定は車を運転する人なら必ず知っておくべき内容ばかりの問題です。原則として○×式の問題であり、専門用語を丸暗記するような勉強は通用しません。出題されるのは基礎的な問題ばかりですから、「自分は頭が悪いから出来ない」ということもありません。

その一方、出ている問題自体はとても易しい基礎的な問題ですが、いわゆる引っかけ問題が多く見られます。効果測定が受からない方の多くは、こうした問題でつまづく方です。

効果測定が合宿免許で受からないという方の最も良い対策は、苦手な分野を作らないように、広く学習することです。特定の項目に深入りせず、まんべんなく勉強します。また、学科教習で指摘された、よく出るところや間違えやすいところは逃さず学習します。

それとともに、過去問や模擬問題集を使って、問題に慣れていくことも有効な勉強法です。ひっかけ問題など、運転免許の試験に特有な癖があるので、なるべく多くの問題を解いて、独特の言い回しやよく出るパターンに慣れていくことは、とても効果があります。

効果測定に受からないと、単に教習期間が延長されるだけでなく、その先に実施される仮免の学科試験や本試験にも受からない可能性があります。運転免許は教習所で取れるものではなく、教習所を卒業後に都道府県の運転免許センター(運転免許試験場)で本試験を受ける必要があります。

本試験は教習所の卒業証明書(有効期限は1年)があれば、技能試験が免除され、学科試験だけで良いことになります。ただ、合宿免許の効果測定の段階で受からないようでは、その先の仮免や本試験でも、受かるのは厳しいといえます。

効果測定は、この先々に実施される学科試験の確認テストであり、基本的な事柄が理解できているかどうかを試される模擬試験といえます。学科教習では要点をしっかりと聞き逃さず、テキストや問題集などを活用し、万全な準備で臨むようにしましょう。

合宿免許では仮免も受からないひとが出る

合宿免許では、仮免許試験(仮免)でも受からない人が出ます。仮免試験は、技能試験と学科試験があり、技能試験のことを修了検定とも言います。仮免の合格は、第1段階の教習を終えた方が、第2段階に入るために絶対に必要な試験です。

合宿免許で免許を取った方の多くは、仮免は卒業検定以上に難しく感じたと言われます。第2段階にも効果測定があるため、学科の勉強が必要ですが、卒業検定は技能だけで学科はありません。

仮免に関しても、学科試験は先述通り、学科教習で教官が指摘した部分を抑えたり、過去問や模擬問題集でとにかく多くの問題を解くことで慣れていくことが有効です。その一方、とてもやっかいで難しいのが仮免の技能試験です。

どうして仮免で受からない人が多いのかといえば、それはやはり、第1段階と第2段階の違いにあります。技能教習は、第1段階は教習所内にとどまるのに対し、第2段階は路上教習が基本です。当然、高速道路の教習も含まれます。

仮免の技能試験(修了検定)は、第1段階を終えた人が、本当に路上教習=公道での運転に出ていっても問題が無いかどうかが試される試験です。このため、この水準に達していないひとは、容赦なく落とされるということになります。

修了検定は、クランクやS字カーブなど、運転の技量を試される試験であり、自然と厳しく感じられます。その一方、卒業検定は、こうした運転技術というよりも、安全で他者に気配りのできる運転ができるかどうか、運転中のメンタル的な側面が試されます。

合宿免許では、効果測定や仮免が一つの山場だといえます。これを受からないようでは、卒業検定もクリアできません。逆にいえば、効果測定や仮免を乗り越えることができれば、卒業検定も十分乗り越えることができるといえます。

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